おはようございます!岡です。
質問を頂いた以下のことに関して解説していきます。
「最大筋力を上げて力を使っている動きを、力を感じないくらいまでの強度に変える」
ちょっと難しい表現なので段階を踏んでいきます。
質問を頂いた記事。
バレーボールのトスを強くする筋トレ
運動強度
その運動に対しての体への負荷の強度です。全ての動きは何かしら負荷がかかっています。
ウェイトトレーニングだと1キロを上げるのと30キロを上げるのは重さ=負荷が違いますね。
1キロは人によってはスマホぐらい。気軽に持てます。
30キロだと気合がいりますね。
要するに何気ない運動でもそれなりに負荷がかかっているということです。
最大筋力
例えば、100キロ持ち上げられる人が30キロを持つのと。
50キロしか持ち上げることのできない人が30キロを上げるのでは体に対する負荷が全然違います。
前者は楽々動けることでしょう。
しかし後者は持ち上げることが精一杯で全く動けない状態になるかと思います。
体の使い方とは多関節
同じ筋力であっても体の使い方によってかかってくる負荷が変わります。
100の負荷だとすると・・・
体の使い方が上手な場合。
筋肉や関節をより多く使っていると、負荷がそれぞれの場所に10ダメージと分散するので体の部分ダメージは少ないので回復は早くなります。
逆に!
ウェイトトレーニングの単関節運動というのは使う部分が少ないので大きな負荷がかかります。
一つの場所に100かかってきたりするので、筋肉を大きくしやすいです。
ただスポーツでは使うことのない動きなので運動能力は落ちます。
力を出していない感じ
質問の通り、力を出しているけど出していない感じですね。
力むほど力を出していないということです。
私は握力が80キロを超えているのですが人を揉んだりする時に、軽い力でやっているように見えて実は50キロくらい出ているのです。故に成人男性の本気くらい出ているわけです。
そりゃあ痛いですよね(笑)
だから力加減には敏感になりました。気持ちはゴリラです。
ゴリラは優しい
学名ゴリラゴリラゴリラの骨格やの能力には興味がありますので少々なぞらえて解説。
ゴリラは握力が500キロあると言われております。
体重が200キロ近くあるのに、片手で木にぶら下がれるほど。
故に、軽く握っただけ100キロはゆうに出てしまうので人間などのちょっとした生き物はすぐに握りつぶしてしまします。
マタコワレテシマッタ・・・となるわけです。
人間でいうと理科の実験で使ったプレパラートを扱っている感覚かもしれません・・・
触っただけで割れる!
まとめ
馬鹿力を発揮するのではなく、力を使っているという認識を持ちましょう。
細かい力をコントロールすることで感覚は変わってきます。
馬鹿力を兼ね備えて繊細な動きができるようになってパフォーマンスを向上させましょう。
それが超人達人理論です。
超人達人理論について!
コメント
痛いです(笑)
でもそれだけ体が凝り固まっているということがよく分かって、姿勢や動き方を見直したり、ケアしたり、自分の体を気にかけるようになりました。
文章の意味、わかりました!そうやってコントロールができるのですね。「運動強度」や「最大筋力」の存在をここで認識しました。「多関節」も改めて。(理解のしかたはまだ単関節です…)
違う世界に足を踏み入れたみたいで、まだ岡さんの文章を読んでもなかなかすっとは頭に入らない所もありますが、知識を入れながら、自分の体でも試しながら分かるようにしていきたいです。
ゴリラさん!プレパラート!
噛み砕いて説明してくださって、デザートまで(笑)
ありがとうございます!!