武術と武道の違い

概要

おはようございます!岡です。

本日は「武術と武道の違い」

意外と知らないと思いますので私の見解も含めて解説していきます。

武術

術というのはおこなうすべ(やり方)という意味を持ちます。

昔は算術や天文術、剣術など術という言葉を多用しておりました。

だから、武術というのは生き死にの身近な武士にとって日常でした。

忍者で言う水遁術は泳ぐ方法だったりと沢山の戦場での生きる術がありました。

その中で武芸十八般など戦いにおける術というものがあります。

現代では武器術と素手術での意味合いが強くなっております。

戦場ではルールなどありません。柔術や剣術など殺人を目的としたものが多いです。

だから武術には金的や目潰しなどの手法が多くあります。

武道

道というのは宗教的な意味合いとスポーツ性になります。

近代化が進み、戦場は鉄砲や戦闘機に船がメインになるにつれ対人戦闘技術は必要性が少なくなってきました。武術ができなくても引き金やボタン一つで命を奪えるようになったのです。

そうして必要性の薄れていった武術は日常から精神を極めるということに重きが置かれます。

そこで道教(タオ)から精神性を含めた武の道を極めることになります。

その中であまりにも危険な技は省かれルールが制定されたものが出てきます。

それが空手道や柔道、合気道に剣道です。

まとめ

私としては、武術は日常の生きる術として、武道はスポーツといった見解になります。

私は仕事で忍者もやっているので、昔のことを学び分析する機会が多々あります。

忍者は戦うイメージがあるとおもいます・・・・

実は武術以外の事に重きを置いていて、なるべく戦わないようにしていたのです。

いくつか例を紹介すると・・・変装術や火をおこして食料庫を焼き払う火遁の術、天文術で星の位置を見て地図のない時代に自分の居場所や方向を確認したりと沢山の術を会得したエリートなのです。

だから生きるための術としての術だったのです。

忍者に関してはまた解説します。

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