仁王像は筋肉隆々なのになぜお腹は膨らんでいるのか?

体について

こんにちは!岡です。

本日は呼吸つながりで以下のお題!

「仁王像は筋肉隆々なのになぜお腹はふくらんでいるのか?」

これは武術との繋がりが深いのです。

体脂肪率

お腹の脂肪というのは最後にしか落ちません。

人間の体は良くできていて、生命維持に不必要な部分から失われていくようにできています。

冬山登山などで、凍傷になる部分は指先からですね。その部分はなくなっても生きていけるからです。

重要なのは体幹部分です。生命維持に必要になるので厚い脂肪がつくのです。

ボディービルダーは大会時が一番弱い

体脂肪率を極限まで落とした筋肉隆々な姿。すごいですね!

ただこの時が栄養不足でふらふらなのです。勿論力を発揮できるはずありません。

つまり、腹筋がバキバキに割れているように見える状態というのは栄養不足の弱い状態なのです。

脂肪の盾

お腹を殴られる際に、腹筋だけより脂肪で覆われていたほうがダメージは少ないです。

鍛え上げられた腹筋の上に脂肪がほどよくのっているのが一番防御力に優れています。

理想的なのはお相撲さん。

最強と呼ばれる所以は、あれだけ太っているように見えて体脂肪率は20%以下という筋肉の塊だからです。重いし強い!

丹田腹(たんでんばら)

腹筋は鍛えすぎると勿論硬くなります。なので、柔軟性を持たせて柔らかく保つという点で腹式呼吸で膨らませて大きく動く腹筋を作ります。

もし知っているならマニアック・・・

お腹を殴らせて相手の手を骨折させる技術

腹筋で殴った相手の手を骨折させるのはこの丹田腹が必要です。殴られる瞬間に腹圧を高めて相手の拳にカウンターを入れます。殴る衝撃にさらなる圧力が加わり相手は手を負傷するのです。

このように防御力に優れた体幹、腹斜筋などの腹筋含め仁王像はあのようなお腹になっているのです。

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