スポーツに取り組む前に知っておきたい体のこと

概要

おはようございます!岡です。

本日は「スポーツに取り組む前に知っておきたい体のこと」

何よりも大事なのは体の知識です。これは全てのスポーツに共通しています。

身体能力と運動神経の違いをご存知ですか?指導者の方にこの質問をしてみて、しっかりと答えられたのなら、その人は一流に違いありません!

私は受講生の方の4つのポイントを重視します。

①筋力(身体能力)

車で言うとエンジン(馬力)です。どれだけスピードがでるかです。簡単に言うと、ジャンプの高さだったり、足の速さだったりします。


筋力には速筋、遅筋の2種類があります。
しかし、私の中ではもうひとつ分類して3種類ございます。

「速筋」・・・瞬発力を司り、瞬間的な最大筋力を出しますが、持続力がありません。
       車で言うとスポーツカーになり、スピードは出るが、燃費が悪い。
  例・・・・短距離走、体操の床、跳馬など
  見た目・・マッチョ
 
「重筋」・・・最大筋力を少しの間出し続けます。体が肥大化しやすい。
        車で言うとトラックになり、パワー(トルク)があり、燃費が悪い。
  例・・・・ウェイトトレーニング(重量挙げ)、体操の吊り輪
  見た目・・ゴリマッチョ

「遅筋」・・・持久筋と呼ばれ、弱い力を長い時間出し続けるが、瞬発力が弱い。
        車で言うと軽自動車になり、スピードやトルクは弱いが、燃費が良い。
  例・・・・長距離走
  見た目・・細マッチョ

②身体操作(運動神経)

これは車を運転する人。つまり自分の身体を思ったとおりに操縦する力ことです。

脳で思い描いた動きを、体で表すことのできる能力。

科学的には脳から遠い場所の指先足先を上手く扱えることが。

③柔軟性

車で言うと、接合部、サスやスポークの部分です。柔らかすぎたり、硬すぎたりすると上手く力を発揮できなかったり、折れたりします。
つまり、人間の筋肉や関節の柔らかさです。

・ストレッチ
一般的には体を柔らかくするだけや準備体操代わりと考えられていますが、体に神経を生やすことの出来る運動です。ストレッチにも上手下手があります。私は、ストレッチを行っている人を見れば、大体その人の運動能力が測れます。

④精神力

恐怖というものは体を萎縮させ、エラーを引き起こします。

バク転ならば最初は本気で跳ばないと成功しません。しかし、怖いと思う気持ちが足を引っ張ります。思い切って恐怖を乗り切る精神力は必要です。

まとめ

スポーツカーというのは、いくつもの最適な部品が集まって完成する芸術作品です。
どれか一つでも欠けると、最高のパフォーマンスを発揮することが出来ません。

スポーツをやっている方でスポーツカーに素人が乗っている。

または、武術家で軽自動車にF1ドライバーが乗っている。

どちらかが欠けているような方が非常に多いのです。

超人的な動きをするためには、超人の体と達人の動かし方が必要です。

普段は筋肉などの外面を鍛えている方が多いのですが、しっかりと脳や神経という内面に向き合っていただけたらと思います。

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