おはようございます!岡です。
本日は・・・
「股関節の秘密」
股関節とは上半身の体重を支える部分です。
故に、下半身からのパワーを上半身に伝える部分でもあり、力を増幅する「加速器」にもなります。
股関節の動作
基本的に股関節には足が2本ついています。その中で動作はというと、歩くことや走ったりの前後動作しか日常では使っていないはずです。他には左右に開いたりするまでが世間一般の認識だと思います。
しかし、股関節には捻転という捻る動作が出来まして、体の使い方に大きな効果をもたらします。
野球やゴルフのスイングや武道の突き蹴りにおいて、「腰を使え。力を入れろ」と言われた方は多いかと思います。
実際これは間違いです!正確には「股関節を上手く使え」なのです!
股関節は加速器
股関節は加速器と言いましたが、股関節は訓練すると物凄い速さで捻ることが出来ます。
これがどんな効果を産むかというと、足からの力を上手く上半身に伝えるだけでなく、加速させて大きな力を生み出します!
足というのは手の3倍力があると言われています。それは何故か?人間は足で立って歩くからです。だから常に自分の体重を持ち上げているのです。
だから足は手に比べて大きな筋肉が付いているので骨格的にも太いのです。この足の力で、バットやクラブを振ったり、突き(パンチ)を出せれば今までにないくらいスピードが上がり、飛距離や威力が増幅します。パワーとは質量、力、速さの3つから成ります。
空手では、突き蹴りでの板割りは力か速さで割れと言われるはずです。それはどちらも威力(パワー)になるからです。
股関節を開発すると足の力を手に伝えられるようになります。
故にさらに加速させて力を増幅する加速器となるのです。
股関節の開発
股関節を鍛えるといった言い方は間違いかもしれません。
正確には全身を開発しなければなりません。
全身の柔軟性を上げることでロボットのような体の引っ掛かりのある動きを無くしていきます。そうすることで、力の通りやすい体の出来上がります。
中国武術の太極拳は力の通りを鍛錬するのにものすごく効果的です。また、その動き自体は股関節を鍛え上げることができます。
股関節は初動
ひとつは捻じるという事。この股関節を捻じる速さが自分の体の速さだと思って下さい。
故に、股関節の動く速さを上げれば全身のスピードが上がります。
武道の突き、蹴りや野球のスイング、ほとんどの動きは全て股関節から始まっています。股関節が動き出してから、それに連動して上半身下半身が付いてきます。だから自ずと股関節の動きが速ければ速いほど、パンチやキックのスピードとパワーは上がります。
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